ぼくがこう思った理由は「お母さんが言ったから。」

キッズ作文教室・空色ことばの松田美紀です。


作文のレッスンを通して思ったこと。保護者の意見に感化され過ぎちゃう子は、自分の作文が書けなくなってしまうなぁと。


あるレッスンで、自己紹介をテーマにスラスラと書き進めていた子がいました。

「ぼくは○○(有名人)さんと似ているところがあります。」という一文があったので「あら、おもしろい表現!」と思い「どうして似ているの?理由も書いてみて〜」と投げ掛けた途端その子の手がパタリと止まってしまいました。


どうしたのかなと、詳しく話をしてみると「…だって、お母さんがこう書くといいよ言っていたから。」とポツリ。

「ぼく」が思う理由ではないので、そりゃ理由なんて書けないですよね…


大人が好む答えを提示し、それを子どもに押し付けてしまうことって何の意味があるのかなぁと思います。作文は暗記をして答えるものではありません。

「大人が好む答え」を使って文を書くとその場では「いい表現だね」と評価されるのかもしれません。

しかし、自分で考えて表現する力を身につけない限り常に誰かの意見を求めるようになります。

それって結局、成長するにつれその子自身が苦しむんですよね…


自分で考えて、自分で答えを見つけるという経験を繰り返すことが作文を書くうえで大切
です。

さらに、作文に限らず答えのない世界でも自分自身で考え果敢に立ち向かえる子になります。


子どもたちに本当に成長してほしいと願う場合は、答えを与え過ぎず 少し見放す(見守る)勇気も必要です。 

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